作り手の想い
ノーブルクラフトの思い
絵では食べていけない。普通に働いて普通に幸せになりなさい。その言葉がいつも心の片隅にあって、隠れて絵を描いていた子供時代。無邪気に絵を見せようものなら絵の教師だった母親からは少なくとも絵を褒められることはなかった。
結局勉強も絵も手につかなくなった。
勉強もできない、絵も上手くない。社会に乗り遅れ、就職活動も失敗した。
“これからどう生きようか”。
“とりあえず生き方でも見つけるか”。
日本を旅しながら根無し草のように仕事をしながら人と出会って価値観を勉強することにした。
いろいろな人に出会った。そこには物語があった。どんな人にも例外なく。
これといって特定の出来事がきっかけだったわけじゃないけど、心に染み込むように気がついた。
勉強もできない、絵も上手くない、自信もない、そんな自分も物語であると。
だったらそこから先は自分で描いていける。自分らしく生きている人間はかっこいい。
旅の途中で出会った人とノーブルクラフトをはじめることになった。
ノーブルクラフトの商品や世界観や活動を見てもらって、世の中を少しだけおもしろくしたい。もしかしたら誰かの喜び、励みになれるかもしれない。
だからノーブルクラフトをはじめました。
「何屋さんなんですか?」
実を言うと何屋さんでもない。
前はマフィンを売ってた。いまは雑貨を販売してる。来年は何を売ってるのかはわからない。
もしかしたら美容室をキャラの世界観で低予算リノベしてエアビーで貸し出してるかもしれない。
何屋さんになっていくかはわからないけど、僕の目指すところは、アニメや音楽など様々なコンテンツを制作するキャラのスタジオを作ること。ファン同士が交流できるコミュニティを作ること。
要するにみんなが楽しめる場所を作ること。
難しいことはさておき、とりあえず是非お店に遊びに来てください。
僕もノーブルたちも待ってますよ。
ノーブルクラフトのこだわり
改めましてノーブルクラフトの畑井直人と申します。
ノーブルクラフトのイラストはillustratorなどの高度な編集技術を使わずに、できるだけ自然なアナログタッチで、僕の絵のクセや作画の不器用さも魅力になるように描いています。
絵の勉強をしなかったのが逆によかったのか、イラストの画風はすべて僕の独自のものにできました。
プロはこう描くのがセオリー。というものは一切排除して、とにかく愛情だけで仕上げていますので、ノーブルクラフトのケダモノたちは実際に生きているように感じられます。
絵を描いてるというより、広大な世界観に生きる彼らの日常のワンシーンを切り抜いている感覚なので、すべてのキャラクターに命があり、意味があります。言うなれば世界を作っている感じです。おこがましいですが。
ただ全体の物語を語るのはかなり壮大になって仕事が進まなくなるので、ホームページの物語の断片や商品からなんとなく感じ取ってもらえればと思います。(いつかご縁があれば本を作ることができますが)
ノーブルクラフトの成長を楽しみにしていただければと思います。
あなたのお店に
“物語性のある”独自の世界観を
作り出します。
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