ノーブルクラフトのはじまり
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唯一の家族であり、最愛の兄を失ったモモはひとりぼっちになり、心を閉ざしていた。
ある日モモはノーブルと傲慢なケダモノに出会う。 -
裏路地を進んだ先にケダモノの世界はあった。
ノーブルはケダモノの世界で“よろず屋ノーブルクラフト”を経営しており、あらゆる人間やケダモノたちの悩みを解決していた。 -
ノーブルのもとでアルバイトをすることになったモモだが、やがてノーブルがある問題を抱えていることを知る。
ノーブルはケダモノの世界の王子だったが、悪い女王に追い出されてしまったのだという。そのとき妹と離れ離れになってしまい、妹の手がかりを見つけるためによろず屋を始めて情報を集めているのだという。
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モモはノーブルを手助けすることになるが、
それはわがままで傲慢なノーブルとの大変な日々のはじまりだった。